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今日は、1958年に登場して人気を博した【ネルソン スワッグレッグデスク】を紹介します。
【ネルソン スワッグレッグデスク】は、ハーマンミラー社のデザインディレクターだったジョージ・ネルソン氏の、「家具に彫刻のような美しい脚を付けたい」というシンプルな発想から、誕生したモダンなデスクです。
アメリカ人のジョージ・ネルソン氏は建築デザイナー、編集者、作家、そして教師でもありました。ジョージ・ネルソン氏はストレージウォールコンセプトやスリングソファを含む、家具デザイン、工業デザイン、展示会のデザイン、そしてその都会的なデザインでよく知られています。長きに渡ってハーマンミラー社に従事しました。
ジョージ・ネルソン氏は、デザインの誠実さ、そして優れたデザインは市場に受け入れられるという基本理念を貫き、優れた作品を世に送り出しました。
【ネルソン スワッグレッグデスク】の設計では、機械成型によって表面加工を施さない金属の脚を作り、それをスピーディに組み立てられる設計をしました。
世界一の美女にも負けない美脚をイメージした脚は、圧力を用いて金属チューブの先を補足してカーブを付ける「スワッギング」という手法で完成しました。
脚にネジを差し込み、反対方向に回せば簡単に組み立てることができる優れたデザインです。
1958年、すべてを凝縮したデスク【ネルソン スワッグレッグデスク】はホームユースとして作られました。
整理しやすいカラフルな仕切り棚の1つには、15インチのノートパソコンが収まります。
成型引き出し2つと、コード類をまとめるハト目付き。
木材と積層板、アルミニウムでできたデスクは組み立ても簡単です。脚には作業面を水平に調節するためのネジが付いています。
1958年に登場して人気を博した【ネルソン スワッグレッグデスク】は、ハーマンミラー社が長い歳月を経て復刻しました。
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